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んだ!!
俺たちの仲はそんなもんかよ!
状況が変わったら関係も変わっちまうような、
そんな薄っぺらいもんだっかよ!!」
ムサシ:「、、、」
コジロウ:「ニャースの時だってそうだ、、。
あの事件以降、お前は一言もニャースの名前を
口にしなかった、、お前にとって
ニャースはなんだったんだよ!!
俺もニャースも、時代が変わったら
簡単に切り捨てられる存在だったのかよ!!」
ムサシ:「、、、」
コジロウ:「何か言えよ、、。
なに黙ってんだよムサシ!!」
ムサシ:「、、うるさい、、、」
コジロウ:「うるさいじゃねぇだろ、、。
ちゃんと答えろよ!!ムサシ!!」
ムサシ:「うるさいっつってんでしょうが!!」
コジロウ:「!」
ムサシは顔を上げ、荒げた声を出し
コジロウを睨みつけた。
ムサシ:「アンタに何ができるって
言うのよ!!ロケット団なんて肩書きも
プライドも捨てたアンタやアタシに、
今更何ができるって言うのよ!!」
心にある気持ちを全て叫ぶように、
感情を剥き出しにしたムサシは
コジロウに言葉を放った。
ムサシ:「シルフを倒したら全てが
元通りになって解決する、、そんな保証は
どこにもないでしょうが!!シルフを倒したら
ポケモンが戻ってくる?元の世界を取り戻せる?
そんなのある訳無いでしょうが!
世の中が変わったら人も変わらなきゃ
誰も生きてなんかいけない!!
現にそうだったてしょうが!!
いつまでも幼稚くさい希望やら可能性やらに
すがりついてるアンタらの茶番に、
これ以上付き合ってらんないのよ!!」
コジロウ:「ムサシ、、」
ムサシ:「変わりはしない、、。
時代は時間とともにただ進むだけ、、。
どうあがこうと、アタシ達は
時間の波に押され流されるだけなのよ、、」
怒りの感情をぶつけるも
どこか悲哀を感じさせるムサシ。
コジロウは、ムサシの本心がどこにあるのか
わからなかった。
ムサシ:「ジャリボーイ達に協力するなら、
今すぐここから出てって」
コジロウ:「ムサシ、、」
ムサシ:「アタシ達は
今ここで道を分かつべきよ、、。
アンタに何言われようと、
アタシはジャリボーイ達に
これ以上協力するつもりは無い。
時代に抗うか流されるか、
意見が分かれた時点で答えは明白でしょ」
コジロウ:「いいのかよそれで、、、。
失ったまま時点に流されるだけで、、」
ムサシ:「昔から失う事には慣れっこでしょ?
アタシもアンタも、、。それに、
失って悲嘆するようなもんなんて、
今のアタシに
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