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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第42話
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けどセシリア将軍もそれぞれ可憐で、同じ女性の私達も羨むような素敵な女性よね………」

「あの女性がメサイア殿下………初めて見たけど、本当にマルギレッタ皇妃陛下のご息女なのか?確かに容姿は似ているけど、親娘というよりも姉妹のように見えないか?」

「何だ、君は知らなかったのか?メサイア殿下はお二人の養子だから直接血が繋がった親子じゃないから、マルギレッタ皇妃陛下と姉妹のように見える若すぎる親娘に見えてもおかしくないぞ?まあ、メサイア殿下があそこまでマルギレッタ皇妃陛下と似ているなんて、凄い偶然だが……」

「マクダエル市長の孫娘のお嬢さんも立派になったのう………市長も今のお嬢さんの姿を見れば、きっと誇りに思うじゃろう……」

「父さん……その言い方だとマクダエル議長が既に亡くなっているような言い方だから、マクダエル議長とお嬢さんに失礼になるぞ……マクダエル議長は今も壮健で、クロスベルに建国された学院の学院長を立派に務めておられる話をもう忘れたのか?」

「ユーディット皇妃陛下とその妹さん……二人とも元エレボニアの大貴族の御令嬢でありながら、自分達が貴族である事を理由に威張っているエレボニアの貴族達と違って、私達のような平民にも気さくに接しているって噂を聞いて本当かどうか怪しんでいたけど、実際にこうして二人の顔を見ると本当にそう思えてきたわ……」

「うわ〜……!まさかリーゼロッテ殿下までいらっしゃったなんて………!マキアス君のお父さんが来るのは何とか掴めてたけど……」

「ええ―――情報収集については完全に後手に回ってしまいました。………そもそも”三帝国交流会”もそうですが今回の僕達と第U分校の”交換留学”はあまりにも不透明な部分が多すぎます。何とか突破口を見つけて監査業務を始めないと……!」

市民達が街に設置されている巨大なモニターに映る各国のVIP達を見て騒いでいる中驚いている様子のライナーの言葉に頷いたマキアスは真剣な表情を浮かべた。



〜東通り〜



「にーたん。お姫様達キラキラねー。」

「た、確かに可愛いけど……」

「フン……メンフィルはともかく、エレボニアはしょせんクロスベルの敵ネ。何を考えてわざわざまたクロスベルに来たのか知らないケド、どうせ”西ゼムリア通商会議”のようにクロスベルで悪だくみをする為に来たに決まっているネ。ま、どうせ悪だくみをした所で”六銃士”やロイドさん達が何とかするに決まっているから、エレボニアの悪だくみも無駄に終わるだろうネ。」

「やっぱ半々……いや、4:6で印象悪いなぁ。」

「うん……でも、仕方ないよ。ちょっとずつでもお互いわかり合えばいいんだけど……」

「せやな……ウチも負けへんでぇ!!」

一方東通りでは時折聞こえてくるクロス
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