暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第42話
[4/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
一員であり、現メンフィル皇帝の親衛隊を率いる将軍の一人であり、また現メンフィル皇帝シルヴァン・マーシルン陛下の側妃の方でもあり、更にセシリア将軍閣下は士官時代だった頃の”灰色の騎士”の担任教官であった事から”灰色の騎士”にとって恩師に当たる人物との事です!」

竜騎士と天馬騎士の部隊が降り立つとサフィナとセシリアが前に出てそれぞれ敬礼をした後クロスベルのVIP達の所に向かった。



「あのお二人はエフラム殿下とエイリーク殿下!お二人はエレボニアの内戦時、エレボニアの領土と隣接していたメンフィル帝国の領土に加えて”七日戦役”時にメンフィル帝国軍が占領したエレボニアの領土を貴族連合軍の襲撃から守り切ったメンフィル帝国軍を指揮したメンフィル皇家の方々であり、また遊撃士でありながら”自由貴族”としてメンフィル帝国から爵位を与えられたかの”ブレイサーロード”が持つ貴族の名と同じ名である”ファラ・サウリン”の名を持つ方々との事です!しかもお二人は偶然にも双子のご姉弟であられるエレボニア皇家のセドリック、アルフィン両殿下の真逆の双子のご兄妹との事です!」

更に騎士達と共に凛々しさと勇敢さをさらけ出す青年――――エフラムは軽く手を挙げ、可憐さと優しさをさらけ出している女性―――エイリークは上品な仕草で会釈をした後クロスベルのVIP達の所へと向かった。そしてグレイスは今度はクロスベル側のVIP達についての説明を始めた。



「さあ、最後に二帝国のVIP達を送迎しているクロスベル側のVIPの方々のご紹介に移ろうかと思います!まずはイリーナ・ラインフォルト会長!クロスベルの経済産業界にとってもそうですが、エレボニアの経済産業界にとってもこれ程の重要人物はいないでしょう!次にエリィ・マクダエル一等書記官!彼女はクロスベルの皆さんもご存知の2年前のD∴G教団事件、そして1年半前のクロスベル動乱を解決したクロスベル帝国の生みの親であるあの”六銃士”達と並ぶクロスベルの英雄―――”特務支援課”の一員でした!”特務支援課”解散後彼女はクロスベル帝国政府の書記官の一人になりましたが、何と僅か半年で”一等書記官”に昇進する程の才能をクロスベル帝国政府で振るっております!また、彼女はクロスベル帝国建国を期に勇退なされたヘンリー・マクダエル元議長の孫娘でもありますから、”六銃士”と並ぶクロスベル政界の代表者は彼女を置いて右に出る者はいないと言っても過言ではないでしょう!」

グレイスに紹介されたイリーナ会長は冷静な様子で、エリィは必要以上に自分の事を持ち上げるグレイスの紹介の仕方に冷や汗をかいて苦笑した後静かな笑みを浮かべて軽く会釈をした。



「ああっと!あちらの女性はメサイア・シリオス皇女殿下!メサイア殿下はヴァイスハイト陛下とマルギレッタ皇妃
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ