第42話
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怒りをエリゼお姉様は見せていたそうですわ。」
「あのエリゼ様がご両親も初めて見るほどの”怒り”を見せるとはどのような怒りだったのでしょうね?」
「まあ、お嬢やセティちゃんと同じ笑顔でメンフィル皇帝の跡継ぎの娘すらもビビらせて大人しくさせる程の威圧感をさらけ出せるエリゼちゃんの本気の怒りなんだから、それこそ叔父貴やクソ親父が見せる怒りよりもよっぽどおっかねぇ怒りなんだと思うぜ?」
「クク、笑顔で雑魚共を気絶させる程の威圧感をさらけ出せるルイーネが見せる怒りよりも凄まじいかもしれねぇな。」
「お二人とも、茶化す空気ではない上例えにする相手が色んな意味で間違っていると思うのですが。」
レンに話を振られて複雑そうな表情で答えたセレーネの話を聞いたシャロンが考え込んでいる中からかいの表情で呟いたランディと不敵な笑みを浮かべたランドロスの推測にその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中ティオはジト目で指摘した。
「ハハ………―――ちなみにアリサたちはイリーナさんと合流するのか?」
「私はしないけど、シャロンはそうね。」
「この後、会長の視察などにお付き合いする予定です。」
その後、アリサとティオたちは演習地とリィン達に別れを告げて一足先にクロスベルへと戻り……トワ達も、それぞれのクラスの演習課題をこなすべく動き始め、リィン達特務科”Z組”は東クロスベル街道の”幻獣”の出現地点を調べる為に特務活動を再開した――――
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