ペルソナ3
2069話
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う。
他にもグゥル自体にも武器は一応装備されているが、バルカン、ビーム、ミサイルがそれぞれで、コストパフォーマンス重視という事で、威力も決して強くないらしい。
ただし、その機動力だけはかなり高く、機体を運ぶという役目は十分に果たしているとか何とか。
ニーズヘッグも使えるって話だったが……正直なところ、ニーズヘッグにはそういうのは特に必要ないと思うんだけどな。
シャドウミラーの機体なら標準装備のテスラ・ドライブの類もなく、つまり推進剤の類も必要とされる訳だ。
もっとも、その推進剤がダラニの自爆での威力を大きくしているのだから……その辺りはそれなりに考えられていると言えるだろう。
「ダラニ、か。聞く限りでは十分使えそうな感じだな」
「でしょ? 後でこの意見を出した綾子を褒めてあげてね」
「そうだな。ダラニの件は助かった」
特に使い捨てに出来るというのが大きい。
つまり、これを分析されてもシャドウミラーの技術を盗まれる心配はないのだ。
……まぁ、バッテリーはちょっと弄ってるらしいが、そのくらいのリスクは仕方がないだろう。
「他には何かあるか?」
「うーん、五飛のアルトロンガンダムの件については言ったし……ああ、そうそう。スティングとアウルが、それぞれウイングゼロとエピオンに乗り換えたいって言ってたわね。勿論、色々と改修する事になるだろうけど。何か問題ある?」
「いや、ないが……乗り換えるなら、専用機を持っていないスレイの方が先じゃないのか?」
スレイは幹部の中でも腕の立つパイロットなのは間違いない。
そのスレイも、何だかんだと今はまだシャドウを――色々とカスタム化してるとはいえ――使っている。
なら、スレイに先に専用機をやった方がいいのではないかと、そう告げたのだが……
「ああ、そっちは大丈夫。ホワイトスターの方で、ヴァイクルのデータを不完全ながらも復旧出来たから、それをベースに新型機を作るつもりよ」
そう、レモンは告げるのだった。
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