暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
2069話
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を貰ってデブリやら産業廃棄物やらBETAの死体やらを貰い、それをキブツに投入して資源として売るといった真似もしているので、正直なところ金は有り余っているのだ。
 それこそ、こうして大きく使うのは問題ない。
 何より、聞いた話では他の世界からも多くのMSやKMF、戦術機……といった物の生産設備を各種の権利諸共に受け取っているらしいしな。

「それで、クレイドルだったか。それはどうするつもりなんだ? 新マクロス級よりも巨大なら、迂闊にホワイトスターに持ってくる事も出来ないだろ」
「一応もう一通り調べてあるし、改良すべき場所は改良もしてるから、後はアクセルがマクロス世界に行って空間倉庫の中に収納しておいて。どこかの世界の、火星辺りに設置してもいいし、宇宙空間に浮かべて移動する都市といった扱いをしてもいいでしょうね」
「……結局はそうなるか。分かった。近いうちにマクロス世界に行ってくる。それで、マクロス世界については、取りあえずこの辺でOKか?」
「ええ、大きなところではこの辺ね」

 そうレモンが言うが……大きなところって事は、小さな事はまだ他に幾つもあるって事か。

「ああ、そうそう。VFで思い出したけど、綾子の提案でSEED世界のグゥルだっけ? あれに近いのを開発したわ」
「何でVFでグゥルが出てくるのかは分からないけど、その辺はまぁ、いい。一応聞いておくけど、どんなオーバースペックになっている?」

 技術班が作った代物だけに、それこそ動力炉にブラックホールエンジンを使っていても驚きはしないぞ。
 そんな風に思ったのだが……

「心配するな、アクセル。グゥル……いや、ダラニという名前で開発された機体は、基本的にPTやMSといった機体を戦場まで運んでいくのを目的にして、その後は敵にぶつける事によって自爆させる役割の、正真正銘使い捨ての機体だ。よって、シャドウミラー特有の技術は使っていない」

 コーネリアが、俺を安心させるようにそう呟く。
 これがレモンの言葉であれば、疑っただろう。……レモン本人は信頼しているが、逆に言えばレモン率いる技術班がこういう時には暴走するという事でも信頼しているのだから。
 だが、コーネリアから聞いた限り、ダラニというのはシャドウミラーにしては珍しく……本当に珍しく、真っ当な機体だった。
 いや、別に他の機体が真っ当な機体じゃないって訳じゃないんだが。
 ともあれ、コーネリアの説明によると、先に言ったように使い捨て前提の機体である以上、シャドウミラー特有の技術は全く使われておらず、いわゆる枯れた技術のみで作られているらしい。
 動力炉はSEED世界のバッテリー。
 これには、技術班も多少だが改良しているらしいが……まぁ、ブラックホールエンジンや時流エンジンとかを使われるよりはマシだろ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ