巻ノ百三十九 鉄砲騎馬隊その十二
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しもあの者と戦うならば」
二度の上田の城での戦、その前の三方ヶ原でのことも思い出しつつ言う家康だった。
「気を抜けぬわ」
「だからこそ」
「明日の戦はですな」
「兵の数では有利でも」
「気を抜かずに」
「戦うとしようぞ」
こう言ってだった、家康は明日の戦に心を向けていた。その戦が彼にとっても決戦になることを実感しつつ。
巻ノ百三十九 完
2018・1・15
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