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【完結】猫娘と化した緑谷出久
猫娘と明かされる秘密編
NO.050 帰ってきたヒーロースーツ
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りに一同が話しかけてくる。

「緑谷、もう改造計画立てているみたいだけどどういうのにするつもりなんだ?」
「尾白君。うん、職場体験で新たな境地を開拓できたんだ。だからそれを取り入れようと思って」
「緑谷の個性って増強系が多いからそっち方面なのか!?」
「うん。今まで拳に固執していたんだけど、足技も今度から入れて行こうと思って……ヒーロー殺しの時には付け焼刃の攻撃でブーツが保たなかったのもあって、硬いソールを取り入れようかなって……」

それから次々と質問を受ける出久は楽しそうに改造案を話していく中で、

「あ、そうだ。飯田君。よかったら足技の使い方を教えてくれないかな? 一番このクラスで足に関して上手いのは飯田君だから」
「そう言う事なら喜んで引き受けよう」

頼られた飯田はそれは嬉しそうにしていた。
だが、一方で、

「おい、デク……俺にもなんか手伝えるもんとかはねぇのか……?」
「「「「「……」」」」」

突然の爆豪のセリフに全員が思わず固まる事になる。
まさか爆豪自らが話の中に入ってくるとは今まで無かった事だから全員どうしていいか分からないのであった。
爆豪のデレ具合が結構な速度で進行しているぞ!

「う、うん……それじゃかっちゃんにも足の使い方を教えてもらいたいな……」
「おう。任せろ!」

「「「「(緑谷/緑谷君/出久ちゃん/デクちゃんに対して少し素直になり過ぎていて逆に怖い……)」」」」

満場一致の心からの感想であった。
ちなみに切島と瀬呂がそれなら俺達にもなんか教えてくれよと爆豪に試しに言ってみたところ、

「あぁ!? てめぇらはてめぇらでなんとかしやがれ、クソが!!」

と、いつもの感じに戻ったために出久限定でデレる爆豪という認識が全員に植え付けられた。
そんな反応をしていて轟はいつだったか爆豪に言った『お前がいつまでも緑谷に対してそんな態度なら……先に行かせてもらうぞ』というセリフを思い出して、悔しそうに拳を握っていたり。大丈夫だ轟。まだチャンスはたくさんある!







それから出久はパワーローダー先生に改造許可を貰って、サポート科にコスチュームを持っていき、

「あら? あなたはいつぞやの!」

そこで久々に発目女史と顔を合わせる事になる。
果たして無事に済むのだろうか……?


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