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妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第17話 強くなってきた彼らにオレは
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でじゃ!!」

突如、カナではなく…オレたちが最も知る老人の声――マスターがオレとエルザの間に現れ、手合わせを止める。

「な…マスター!?いつから!?」

「今さっきじゃ。でかい魔力を感じて帰ってみりゃ…二人共ォ…ギルドを破損してェのかぁ?んん?」

「「あ…すみません」」

そうだ、ここはギルドの前――このまま続けばギルドに傷、もしくは壊しかねない状況になっていたかもしれない。

「ふぅ…反省したのならいいわい、たくエルザとレッドはS級魔道士。自分たちがどこまでやったら周りを巻き添えするか分かるはずじゃろうて。特にレッド」

「うぐ…ホントすみません…」

「私も…気が回らなくてすみませんでした」

「よい、ただ次やる時は壊さないような場所で続きをしとくんじゃ、そしたらワシも何も言わん」

はい(ウッス)

止められてよかった…まだ”気弾”での技とか出したらここは壊しかねないし。
これでまた説教が大きくなるところだった。

「さてェ…中に入るぞお前たち。レッドも話をしなくちゃならないことはあるじゃろう?」

あ、そうだった。言うのを忘れていた…。

「?なんだ、レッド。何かあんのか?」

「おっ、まさか恋人が出来たとか?」

「…!!?そうなのかレッドさん!!?」

「え”、な、なわけねえだろ…?(震声)」

なんか素早い速さで顔が近づいてきた。 ホラー映画並に怖い(小並感)
おい、エルザさんさっきまでのダメージどこへいったん?なんかさっきより速いスピードで近づかなかった?



「…なぁ、やっぱエルザって」

「おい、何も言うな。もしあいつが聞こえていたら死ぬぞ、お前」

「…ヒュッ」





「…そっちでもライバルなのね、エルザ」




◆◆◆◆◆◆


「なにぃ…!?暫く用事で戻ってこないィ!?」

「ああ、そうだな」

早めに事を(禁句のことは言わないが)を説明して暫く留守をすると伝える。

「てめぇレッドォ!!逃げんのかぁ!?」

「いや、違ぇだろ。つーかお前エルザとレッドに負けてんじゃねぇか」

「次は勝つんだよォ!!次は!!」

何やらナツが騒がしい様子で。
他の皆はそれ程心配した様子はない。少しはしているようだが「まぁ無事に戻ってこれんだろ」という信頼はちゃんとあるようだ。
エルフマンとミラは少しだけ不安げにこちらを見ているが…。

「まぁちゃんとここに戻るよ。ミラにも言ったけど、ここはオレたちの帰る場所なんだ。
必ず、この門からまた帰ってくる」

オレは門の方に指を指しがなら皆に向けて約束をする
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