125部分:第十話 夏に入ってその七
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」
こうも言うのだった。
「期待していていい」
「そういうことよ」
津島は笑いながら横目で狭山を見て言ってみせた。
「あんたも期待しておいてね」
「御前の水着姿なんかどうでもいいよ」
狭山はわざとむっとした顔になって返した。
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