第七千八十話 メジャー国家への道
[8]前話 [2]次話
第七千八十話 メジャー国家への道
カナダは今回はキューバに相談してもらいました、キューバはそのカナダを自宅に招待してアイスとトロピカルドリンクを出してくれました。
「僕が目立つ国になるにはどうすればいいかな」
「無理やろ」
キューバはカナダに即座に答えました。
「御前の場合は」
「即答だね」
「ほな御前アメリカとか太平洋の連中みたいに目立てるか？」
「僕の太平洋の国なんだけれど」
「そやから他の連中みたいに目立てるか？」
そこを言うのでした。
「それぞれ強い個性を出せるか？」
「そう言われると」
「例えば北朝鮮みたいに振る舞えるか」
「幾ら何でも極端じゃないかな」
個性派揃いの太平洋諸国の中でもです。
「ホテル代出せとか平気で言えるとかね」
「けどあそこまでの個性派出せんやろ」
「絶対に無理だよ」
「そこでそう言うのがあかんわ」
結構万能タイプでも個性がないというのです、それがカナダなのです。
第七千八十話 完
２０１８・６・７
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除