第3章
月光校庭のエクスカリバー
第27話 どうしちまったんだ、イケメン!
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化け物へと変異し、天井を這いだした!
「うわぁっ!? やっぱ化け物じゃん!」
『Boost!!』
俺は驚きながらも倍加をスタートさせる。
「祐斗先輩、お願いします!」
「・・・・・・・・・・・・」
「祐斗先輩!」
「あっ、ゴメン──」
小猫ちゃんが木場に頼むが、木場はまたボーッとしており、小猫ちゃんが語気を強めて呼ぶとようやく木場が反応した。
ビュッ。
「うッ!?」
「あっ!?」
だがそこへ、はぐれ悪魔が下半身から液体みたいなのを飛ばし、それが小猫ちゃんに当たってしまった!
「ううぅ・・・・・・」
液体が当たった場所がジューと溶けて、その痛みで小猫ちゃんが膝をついてしまった!
そんな小猫ちゃんにはぐれ悪魔が襲いかかろうとする!
「野郎!」
『Boost!!』
俺はすかさず小猫ちゃんの前に出る!
「ギィヤァァァァァッ!!」
『Explosion!!』
「ドラゴンショット!」
向かってくるはぐれ悪魔に向けてドラゴンショットを放つがあっさりと弾かれてしまった!
「チッ! やっぱパワーアップが足りねぇか! 何ボォーッとしてんだ、イケメン!」
「あっ!」
俺の怒声でようやく木場が戦闘に集中しだし、はぐれ悪魔に向かって斬りかかる。
「ハァッ!!」
ズバッ!
「ギィヤァァァァァッ!?」
よっしゃ、腕を斬り落とし──って、おい!?
木場がパイプに足を取られて膝をつきやがった!
そこへすかさずはぐれ悪魔が木場に襲いかかる!
「木場ぁぁぁッ!?」
「………シャァァァァ……」
「・・・・・・ぐっ・・・・・・!」
はぐれ悪魔にのしかかられ、身動きがとれなくなった木場。
そんな木場にはぐれ悪魔が噛みつこうとする!
ガシャァァァン!
「「「ッ!?」」」
その瞬間、天窓を突き破って、人影がふたつ舞い降りてきた!
「明日夏! 燕ちゃん!」
人影の正体は明日夏と燕ちゃんで、明日夏の両手にはナイフ、燕ちゃんの両手には忍者が持っているクナイを持っていた。
「「フッ!」」
ドスッ!
二人はそのまま落下の勢いを利用してナイフとクナイをはぐれ悪魔の背中に突き刺した!
「ギィヤァァァァァッ!?」
はぐれ悪魔は突き刺された痛みから、木場に噛みつこうとした顔を引いて悲鳴をあげる。
「よっと」
そこへいつの間にか現れた鶫さんがはぐれ悪魔のもう片方の腕を掴み、それを見た明日夏と燕ちゃんははぐれ悪魔の背中から飛び降りる。
「そ〜れ〜!」
そのまま鶫さんははぐれ悪魔を
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