暁 〜小説投稿サイト〜
空に星が輝く様に
121部分:第十話 夏に入ってその三
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
った。また言う狭山だった。
「男だけじゃ駄目なんだよ」
「その理屈は?」
「ずばり、女の子は見て奇麗だが男は見苦しい」
 右手の人差し指を思いきり前に突き出しての宣言だった。その顔には不敵な笑みまである。彼にしてはかなり自信のある言葉らしい。
「だからだよ、それはよ」
「だからかよ」
「そうだよ、それに尽きるな」
「それは女の子に言わせたらどうなるんだ?」
「まあいいんじゃないの?」
 その女の子の津島が陽太郎の今の問いに答えた。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ