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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第41話
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界によって自身の攻撃でダメージを受けて怯んだ。

「秘技―――裏疾風!斬!!」

「行きますわよ……!――――シャドウステッチ!!」

敵が怯んだ隙にリィンとシャロンはそれぞれ広範囲を攻撃するクラフトで敵の腕や足を攻撃してダメージを与え

「唸れ、大地の力……アースブレイク!!」

「ハァァァァァ……斬り裂け!!」

二人の攻撃が終わるとユウナとクルトがそれぞれ左右から敵に接近してクラフト―――アースブレイクとエアスラッシュで追撃した。



「二人とも離れてください!―――――プリズミックミサイル!!」

「「!!」」

するとその時魔術の詠唱を終えたセレーネが敵に接近しているユウナとクルトに警告し、二人が敵から離れると同時にセレーネは両手から無数の七色の光の魔法の矢を放って敵に命中させた。

「爆ぜよ、銅輝陣――――イオ=ルーン!!」

「!?」

そこにアルティナの魔術が炸裂し、アルティナの魔術によって発生した周囲に起こる爆発を至近距離で受けた敵は怯み

「灼熱の炎よ、竜巻となり、敵を焼き尽くせ―――――フレイムバースト!!」

「―――――!?」

更にゲルドが発動した灼熱の竜巻はゲルドが扱える魔術の中でも相当な威力である事に加えて魔術師としても”達人(マスター)クラス”であるゲルド自身の魔法攻撃力も高かったため、強烈な威力を秘める火炎魔術をその身に受けた敵は悲鳴を上げて大きく怯んだ。

「二の型・改――――裏紅蓮剣!!」

そしてリィンは火属性を付与した魔法剣による剣技(クラフト)で追撃し

「こんなのはいかがですか……?――――絶!!」

シャロンは鋼糸で敵の全身を縛りつけた後ダガーで一閃するクラフト―――カラミティクロスで追撃した。



「―――――――!!」

度重なるダメージを受けた敵は”高揚”状態になった後雄たけび―――ドラグハウルでリィン達にダメージを与えると共に咆哮による衝撃波で後退させ

「―――――!」

続けて口から無数の氷の礫を解き放つクラフト―――アイシクルロアで追撃した。

「くっ………―――みんな、大丈夫か!?」

敵の攻撃が終わるとリィンは仲間達に状況を確認し

「す、すみません、教官……!」

「さっきの攻撃で脚や腕が凍結して、動きが……!」

「すぐに回復する!――――セレーネとゲルドは二人の凍結状態の回復とさっき受けた攻撃のダメージの回復に専念してくれ!」

「わかりましたわ!」

「うん……!」

ユウナとクルトが”凍結”状態に陥っている事を確認するとセレーネとゲルドに指示をし、指示をされた二人はそれぞれ魔術の詠唱を開始し

「アルティナ、シャロンさん!二人が回復に専念し
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