第40話
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「ええ――――そちらの方に調査を手伝っていただけるとか。」
ゲルドの推測に苦笑しながら答えたリィンはシャロンに視線を向け、リィンの言葉に頷いたクルトは仲間達と共にシャロンを見つめた。
「――――改めまして。ラインフォルト家に仕えるメイドのシャロン・クルーガーと申します。お嬢様が新装備の引き渡しをするまでの間で恐縮ですが……新Z組の皆さんに誠心誠意、ご奉仕させて頂きますわ♪」
「えっと……」
「……先程拝見した実力は十二分すぎるほどですが……」
「まあ、幻獣を相手にするならこの上ないか戦力かと。」
「それにしてもこっちの世界のメイドさんは私達の世界と違ってみんな戦えるのね……シャロンさんと同じメイドさんのエリゼとアルフィンも戦えるし……」
「え、えっと、ゲルドさん?シャロンさんやエリゼお姉様達はメイドとしては特殊な部類になりますから、シャロンさん達を基準にはしない方がいいですわよ?」
シャロンの自己紹介に冷や汗をかいて脱力したユウナとクルトが戸惑っている中アルティナは冷静な様子で呟き、ゲルドの推測を聞いたセレーネは冷や汗をかいて苦笑しながら指摘した。
「――――折角の申し出だ。ありがたくお言葉に甘えよう。シャロンさん、どうかよろしくお願いします。」
「ふふっ、こちらこそ。」
こうしてシャロンを加えたリィン達は幻獣の調査の為に導力バイクを使って、ウルスラ間道の調査場所へと向かった―――――
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