第40話
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っているから、ランディお兄さんの言う通りまさに”兄貴族”よね♪」
「クク、あのヴァイスハイトと同じまさに”英雄色を好む”をその身で示しているな!」
「あ、あはは………(確かにその通りかも………)」
ランディとレン、ランドロスの指摘にトワは苦笑しながら若干呆れた様子で3人の指摘に同意し
(予想はしていたけど、アリサさんも同じ女性のあたし達でも羨むような素敵な女性よね……)
(うん………ちなみにアルティナもアルフィン達みたいにリィンの傍にずっといる女の子だけど、アルティナだけリィン教官の婚約者じゃないのよね?)
(………ええ。まあ、”好色家”のリィン教官が将来私を妾や側室にする為にメンフィル帝国から引き取った疑いはまだはれていませんから、将来はどうなるかわかりませんが……)
ジト目になって小声で呟いたユウナの言葉に頷いたゲルドに視線を向けられたアルティナは静かな表情で答えた。
「(自分の事なのに、君は何でそんな冷静に応えられるんだ……?)コホン。それはそれとして―――先程の”魔煌兵”ですが。」
アルティナの答えに戸惑っていたクルトだったがすぐに気を取り直して話を戻した。
「そうだ――――その話だった。」
「話が逸れた気もするけど……確かにそうね。」
「どうしてあんな存在が出現したのか……ですか。」
「その、幻獣というのはクロスベルにも出現したことはあったみたいですけど………”魔煌兵”みたいな存在が出現したことは無いんですよね?」
「ああ、少なくとも支援課の時に出くわしたことは一度もねぇ。多分、ギルドの連中も同じ筈だ。」
「クロスベル元警備隊や警察の連中も、出くわした事はねぇぜ。第一もしそんなのがいたら、とっ捕まえた後その”魔煌兵”って奴を”再利用”する方法を考えていたと思うぜ?」
トワの質問にランディと共に答えたランドロスはとんでもない事を発言し、ランドロスのとんでもない発言にその場にいる多くの者達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「ったく、アンタだと本当にやりかねないから、洒落になっていないっつーの。」
「うふふ、しかも”工匠”のセティ達もいるから、もし”魔煌兵”を捕まえる事ができたらランドロスおじさんの言う通り様々な再利用の仕方があったでしょうね♪」
我に返ったランディは呆れた表情で、レンは小悪魔な笑みを浮かべてそれぞれ指摘した。
「アハハ………それにしても気になりますね。エレボニア由来の化物がこの地に………」
「わたくしたちもまさかあのような現場に遭遇するとは思っていませんでしたし。」
「”魔煌兵”の出現については既に各方面へ連絡を?」
「うん………クロスベル帝国政府とクロスベル
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