第40話
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はセレーネとメサイアお姉さん、そして”ブロンド美女”はアリサお姉さんと被っているものね♪」
「………そうですね。しかもアリサさんは私だけだと思っていた”幼馴染属性”までありますしね。」
「う”っ………」
「ア、アハハ………」
羨ましそうにアリサを見つめて呟いたアルフィンの言葉に小悪魔な笑みを浮かべたレンが同意している中エリゼはジト目でリィンを見つめ、見つめられたリィンが唸り声を上げている様子をセレーネが苦笑しながら見守っている中その場にいる全員は冷や汗をかいて脱力した。
「そ、そんな……皇女殿下にまでそんな風に思われるなんて恐れ多いですよ……!エリゼもそうだけど、皇女殿下の方こそ、1年半前と比べると見違えるように凄く素敵な女性になっていて、最初に会った時は二人の成長ぶりに本当に驚きましたよ………」
「ふふ、アリサさんにそんな風に言って貰えるなんて嬉しいですわ。アリサさんを含めてリィンさんと将来共になる女性達はどの方もそれぞれ誰もが敵わないような様々な魅力がありますし、多くの女性の心を虜にするリィンさんですから、これからも更に増えるかもしれませんから、後から増える女性達に負けない為にもわたくし自身、女性としてもっと精進する必要がありますもの♪」
「………そうね。兄様のその”悪い癖”についてはどれだけ警戒していても、正直ほとんど意味がないから、アルフィンの言っている事にも一理あるわね。」
「いや、だから何度も言っているようにこれ以上増やすつもりはないって言っているだろう!?」
謙遜している様子のアリサの言葉に微笑んだアルフィンはリィンに視線を向けてウインクをし、エリゼはジト目でリィンを見つめ、二人に見つめられたリィンは疲れた表情で答え
「……教官自身がそう思っていても、ゲルドさんの”予知能力”では未来のリィン教官は今以上に女性を増やして結婚したとの事ですから、教官自身がそう思っていた所で、ほとんど無意味なのでは?実際、内戦時にアルフィン様以外にも増やしましたし。」
「うふふ、リィン様を強く想っていたお嬢様とステラ様の努力の賜物でもありますが、一番の理由は多くの女性を虜にするリィン様の女性との出会いに恵まれた運ではないかと♪」
「う”っ………」
「ご、ごめんなさい、お兄様………今までの事を考えると、全く反論が思いつきませんわ……」
ジト目のアルティナとからかいの表情をしているシャロンの指摘に反論できないリィンが唸り声を上げている中、セレーネは疲れた表情で答え、その様子を見守っていたトワたちは再び冷や汗をかいて脱力した。
「ったく、わかってはいた事だがそっち方面で恵まれすぎだろ。」
「それもただのレディじゃなくて、それぞれ様々な立場のあるレディばかりを落として行
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