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転生とらぶる
ペルソナ3
2065話
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せるフレイヤであれば、大抵の攻撃であれば問題なくどうにか出来る筈。
 そう思っての行動だったが……

「マジかよ」

 フレイヤが起爆し、消滅した結果を見て……思わず、そう呟く。
 本来なら空間諸共に消滅する筈だというのに、そこには傷1つ存在しない――いや、正確には傷の類があるのかもしれないが、詳しく判別出来ない――ニュクスの姿がそこにあった為だ。
 こうなると、攻撃そのものを何らかの手段で無効化している……
 そう思ったところで、デスとの戦闘を思い出す。
 デスが使っていた、闇夜のドレスとかいうスキルは、こっちの攻撃を軒並み無効化していた。
 そしてニュクスは全てのシャドウの母とでも言うべき存在である以上、それと同じようなスキル。もしくはより上位のスキルを使えても、おかしな事は全くない。
 そうと分かれば、やるべきこ事はそう難しくはない。
 いや、寧ろやるべき事がはっきりとした事により、事態は単純になったとすら言えるだろう。
 もっとも……それをやるべきである以上、全力の上に全力を……最善の上に最善を、神殺しをする以上、やれるべき事は全てやる必要がある。
 今までダークブレインのような神を倒した経験はある。だが、それは全て俺1人でやった訳ではない。
 いつもであれば、何だかんだとその世界の最終決戦で神のような敵と戦うという事になれば、そこにはレモン達を始めとするシャドウミラーの仲間がいた。
 だが、今はそれはいないのだ。
 そうである以上、俺が今やるべき事は、1人でもそれを可能にする事。
 そう、つまり……今までの戦いで得た経験、具体的に言えば貯まるだけ貯まっていたPPを消費して、ラグナロクを使うのに必要な魔力、SPを限界まで上げるのだ。
 現在の俺のSPは、1415。そしてPPは1435。
 俺のステータスの能力を上げるには、1上げるのにPPは10必要となる。
 ただし、これがSPとなればPPを10消費してSPが4上がる。
 つまり、PP1435のうち1430を消費すれば、SPは572上がり……現在のSP1435+上昇分572により、合計1987のSPとなる事を意味していた。
 ニュクスという存在を相手にして、俺が取れる最善の手段、ラグナロク。
 その成功率を少しでも上げる為、一気にPPを消費する。
 すると、自分のステータス画面を見なくても分からないくらいに、魔力が上がったのを理解出来た。
 瞬間……ニュクスの動きがピタリと止まる。
 一瞬何故そんな事になったのかは、俺にも分からない。分からないが……動きの止まったタイミングから考えて、俺の魔力が急激に上がったのが関係しているのだろうと予想するのは難しくはない。
 元々、俺の魔力はネギま世界でも他に類を見ない程の巨大さだった。
 それが、この一瞬
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