12部分:第一話 最初の出会いその十二
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受験だけではないというのだ。他のこともあるのだという。
「その他のこともね」
「他のことって」
「学園生活よ」
それだというのだ。つまり合格してからの話もしてきたのである。
「そっちも大丈夫だから」
「そう、大丈夫なの」
「お姉バスケ部でもまとめ役だったし」
部活の話もしてみせるのだった。
「キャプテンじゃなかったけれど皆上手くまとめてたじゃない」
「ええ、まあ」
「仕切りのスキル高いから」
そうした性格でもあるのだ。彼女はクラスの女の子のまとめ役でもあるのだ。それでクラス全体を上手くまとめもしてきているのだ。
「だからね」
「大丈夫なのね」
「じゃあ受験頑張ってね」
満面の笑みで姉に告げた。
「本当に合格してね」
「ええ、じゃあ」
星華も妹の言葉に笑顔で応えた。
「頑張るわ。そして」
「合格してね」
「するわ。絶対にね」
そこのことを誓うのだった。彼女は何としても八条高校に受かるつもりだった。そして他の面々もだ。それぞれ必死に受験勉強を行っていた。合格する為にだ。
最初の出会い 完
2010・2・25
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