暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第16話 楽しみ
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そう言われたら断れてねえ(漢)

…偶に金を貯めて良かったと思える日が来るとは…やっぱり金は貯めるものだよなぁ…。


◆◆◆◆◆◆


次に女性用の服屋

「むゥ…どれがいいんだ…これとか…?」

「あら、それさっき私がレッドに選んだジャケットと似ているわねぇ…胸の方のマークは空白だし…狙っているの?」

「え、いやそういうわけじゃないけど…」

 一応良さそうだと思って選んでみたが、まさかカウンターされるとは思わなかったぜ。
だけど、この店は凄いな。同じ奴があっても別の色もあるし。

「なら、これはどうだ?」

「ん?…これさっき私が貴方に見せたブレザーと同じ種類じゃない。 ねぇ狙ってるの?ねえ」

「いや…違うんだけど」

おい、どうなっていやがる(憤怒)
なんか似ている服しか見せてねえかオレ。てかさっきの男性用の服店と同じモデルが多くねえかおい。

「でもミラはどんな服でも似合いそうなんだよなぁ…グラビアもそうだし、やっぱり綺麗になるもんなんだな…」

「…本当に狙ってないの?」

「え、何が?」

てか顔が赤くねえか…?え、気のせい?そ、そう…。

結局、オレが見せた服全部買った。(10万って意外となくなりやすいのね)

◆◆◆◆◆◆


ミラの分の服とオレの分の服を届けに出した後にオレたちは食事をした。
軽く店の人に迷惑をかけてしまったが、後悔はない、反省はしている…。
美味しかったし、満腹感でもう満足だ。


そしてオレとミラは一緒にアイスコロッケなどを食べながら大通りで歩いていた。
 え、お前満腹なんじゃないのかって?これは別腹っていうやつかもな(そっと目そらし)

「…鈍感でありながら天然…本当に厄介ね」

「いや…だから何がだ。 ブツブツ言ってないで普通に言ってくれよぉ…」

そろそろSANチェック値がキツイから。

「…アイスコロッケをレッドと食べるのは久しぶりね」

「ん?そうか?」

「そーよ。 あなた、いつも仕事でギルドに居ない時間が増えてきたじゃない」

それを言われて「あー」と呟く。
実際は仕事を終わらせた後にはジェラールとアニマ探索して各地に周っているだけだがな。
てか、目的の一つと関係性のある少女と居るオレぇ…。

「私…このアイスコロッケを初めて食べたときから好きなの。 とっても暖かい気持ちになれるから」

「へぇ…そうか。 でも同感はできるなー」

そういえば、前にはミラをリサーナとエルフマンを打ち合わせるためにアイスコロッケを渡して時間を稼いだんだよな。…いや、いらなかっただろうけど。

――その時のことを
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