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新世紀エヴァンゲリオン Another/EndlessWORLD
第二話 エンドレス・ナイト
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なのに、なんでこうもモヤモヤするのだろうか。
「…………」
この先どうなるのか、どうしたのいか?何をしていけばいいのか?
漠然としない無数の選択肢と予期せぬ未来に僕はずっと頭を悩ましている。
可能なら何も考えず、時の流れにそって緩やかに生きていたい。
でも、何も考えず生きていけるほど人生っていうのは甘くない。そらは中学一年の僕でも解ることだ。
なら、考えて行動せよ。なんて思うことも有るけど…僕自身、自分が何をして生きていたいのか?よく分かっていない。
夢も無ければ希望もない。
ただ、のうのうと生きてきた十二年間だ。
考えて行動したことなんてない。本能の赴くままに生きてきた。
やりたくない事はしたい。したい事は特に無いから解らない。面倒な事はしたくない。生きていく意味なんて知らない。ただ、生きていくだけだ。
死ぬのは嫌だ。でも、死にたい。生きるのは面倒だ。でも、生きたい。
結局どっちなんだ?
結末=死にたくはないけど生きていたいとは思えない。でも、死ぬのは恐いから死にたくはない。
生きるって事は、死から逃れること。
死ぬって事は、終わりを迎えるということ。
死ねば生の執着から解放され、生きるという概念から解き放たれる。だが、代償に個という存在は消滅し、この世界から忘れられる。
人は、人を記憶する。
でも、死んだ人間の記憶なんて生きていく内に薄れていくに決まってる。それがどれだけ大切な人であろうと同じ事だ。
死は全ての生き物に平等に与えられ、死の恐怖から逃れる事は出来ない。
生き続ける限り、死の恐怖から怯えながら生きていかなければならない。
僕は、そんな恐怖に毎日、怯えている。
死ねば楽になれると解っても死にたくはない。生きたくなくても死ぬのはゴメンだ。生きていたい、死にたくなんてない。もっと生きていたい。何も考えず、何も感じず生きていたい。何も考えたなくない。この先の事なんて考えたくもない。繰り返される日常に何とかしがみついて生きてきたけど未来の事、これから先の事を考えただけで夜も眠れなくなる。
だから…僕は何も考えない。
無心で目を瞑る。
再び始まる地獄に備えて僕は眠りにつく。
あぁ、どうかこの眠りが永遠に続きますように…。
そう…祈りながら。
僕は、眠りに就いた。
「……………」
寝起きは憂鬱だ。
いつもの事とはいえ、こうも憂鬱だと気が滅入るよ。
時刻は…5時40分。起きるには少し早い時間だ。もう少し眠ってもバチは当たらないだろう。二度目を決め込もうと改めてソファーに倒れ込んだ瞬間────だった。
「ピンポーン」
家に響き渡る呼び鈴の音。
こんな朝早くに僕の家を訪ねに来る人物…それは寝起きで思考が整っていなくても容易に想像できた。ゆっくりとソフ
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