113部分:第九話 遠のく二人その七
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れの悪いものだった。
「それでもね。最近ね」
「忙しいの?」
「滅茶苦茶ね」
こう返すのだった。疲れた様な顔で。
そしてだ。こうも言うのだった。
「ただね」
「ただって?」
「クラスがねえ」
妹と向かい合って座りながらだ。そうして話をしていた。
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