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ロボスの娘で行ってみよう!
第55話 ヴァンフリート星域会戦 前編
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待ち構えていたのである。

実際の同盟艦隊は、宇宙艦隊司令長官ロボス元帥率いる総司令部直属の2個分艦隊6000隻、アレキサンドル・ビュコック中将の第5艦隊1万5000隻、ホレイショー・アップルトン中将の第8艦隊1万5000隻、ウランフ中将の第10艦隊1万5000隻、セルゲイ・ボロディン中将の第十二艦隊1万5000隻、4個艦隊、総数6万6000隻  兵員851万4000人であった。同盟軍は一般兵に至るまで士気が旺盛であった。

それに対して帝国軍はこの数ヶ月の動乱で機動部隊の大半が機能不全となり、イゼルローン要塞に駐留するゼークト艦隊を除けば、現存する纏まった艦隊はミュッケンベルガー艦隊だけと成っていた。その為正規艦隊や地方隊から指揮系統がまともな戦隊を抜き出し、その数だけは5万2000隻に達した。此を5分し、5個艦隊を編成した。その後グリンメルスハウゼン艦隊を加えた。

帝国軍は宇宙艦隊司令長官ミュッケンベルガー元帥直属の1万4000隻、グリンメルスハウゼン艦隊1万2000隻、ロイター艦隊1万2000隻、シュトラウス艦隊1万3000隻、ヴァイトリング艦隊1万1000隻、ネーリング艦隊8000隻、クルツバッハ艦隊8000隻 で7個艦隊 総数7万8000隻 兵員1014万1000人となった。その中に准将に昇進したラインハルトの姿も有った。彼は原作通りにグリンメルスハウゼン中将艦隊に配属されていた。

原作でいけば、同盟軍は艦艇2万8900隻 兵員336万7500人 ビュコックの第5艦隊、ムーアの第6艦隊、ボロディンの第12艦隊であったが、この世界ではムーアが地方へ飛ばされているためにウランフの第10艦隊が代わりに参加していた。更にOVAでは第8艦隊も参加していたので参加が決まった。

又艦艇数が6万6000隻と3万7100隻も多いのは、ここ数年の戦乱において同盟軍の損害が原作よりも少なくなっている事、又捕虜交換で300万人の捕虜が帰国した事による、同盟の生産力の強化と帝国側捕虜にかける予算が要らなくなったことなどの要因と、第5次イゼルローン攻略戦などの戦果により、軍事作戦における国防委員会の予算措置が通り易くなった事もある。

今回のヴァンフリート星域での戦闘は、同盟軍の望みうる最高の布陣で戦うために用意された戦場であった。戦い辛いはずのヴァンフリート星系に帝国軍をおびき寄せるために、新兵器の情報を流したり、態とヴァンフリート4=2に向かう輸送艦を視認させたり、電波を発したりしたのであるから。帝国軍がヴァンフリート星系へ誘き寄せられるのも必然であった。

同盟艦隊が総司令部に各艦隊が一個分艦隊3000隻を供出した編成の5個艦隊正面戦力6万隻、後方総予備戦力1万5000隻で来ると言う偽のリークで編成を知ったために、原作では3万2700隻
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