第一章
[2]次話
摩訶大大将棋について
摩訶大大将棋は将棋の一種で二人で遊ぶボードゲームの一種なんだ。大大将棋をより大きくしたもので盤は縦に十九マス横に十九マスで大きくなっているけれど駒の子の数は九十六枚で大大きい将棋と同じなんだ、駒の子の修理も五十種類と減っているよ。成駒も多くの子が金将または奔が付いて今まで歩けた方向に速く進める様にと成って駒の子達が無茶苦茶に強くなってゲームバランスを崩さない様に配慮していることが伺えるよ。成るとかえって弱くなる駒の子も多いけれどこれもゲームバランスを崩さない様にという配慮みたいだね。全体的に大大将棋を整理して遊びやすくしたものと思っていいよ。
基本ルール
縦横十九マスずつに区切られた将棋盤の上で行うよ。ただ本将棋と違って自陣や敵陣といったものはないからね。ただ指し方は同じで遊ぶ人双方が交代して盤上にある自分の駒を一回ずうt動かすんだ。ただし本将棋と違っていて持ち駒という考えはないんだ。駒は大将棋の全部の駒と大大将棋の一部の駒を含んで五十種類あってそれぞれ動きが決まっているよ。ただ動き方は同じでも成り方に違いがあるものが多いからそこは注意してね。自分の駒を動かす時に動く先に相手の駒がある時はその駒を取ることが出来るからね。
奔王、龍王、竜馬以外の駒は成ることが出来るけれど大大将棋と同じで敵陣に入った時でなく敵の駒を取った時に成るんだ。だから盤の何処でも成る可能性があって自陣敵陣の意味はないんだ。ただ成りは強制で成らないことを選ぶことは出来ないよ。本将棋と違うところはここだけれどその他にも駒を取って自分の駒にすることも出来ないからね。
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