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ロボスの娘で行ってみよう!
第52話 ヤンの退院
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原作では794年3月で有るため、それまでは出兵がないものとして、後方本部設営科が、密かにヴァンフリート4=2で設営作業に入っていた。

今回のヴァンフリート星域会戦(予定)はリーファのアイデアが多数採用されながら、内容を完全極秘とされ、フェザーン、帝国のスパイも探る事が出来なかった。

何故なら軍極秘であった事と、亡命したヘルクスハイマー伯爵に対する暗殺等の工作、この頃から同盟とフェザーンで有名になり、帝国世界にも多大な影響を与え始めていたE・W女史の正体を探る方にスパイの総力を向けていたため、更に諜報部でスパイの監視を行っていた事で、フェザーン、帝国共に諜報力が低下していた事も要因と成っていた。


宇宙暦793年5月1日

■自由惑星同盟 首都星ハイネセン 軍病院 リーファ・L・アッテンボロー

今日ヤン先輩が退院するので、迎えにいきました。
残念ながら、フレデリカは士官学校の授業で来られませんから、私とダスティーで迎えに来ました。
ダスティーとはやっと同居できますよ。

「ヤン先輩、退院おめでとうございます」
「先輩、おめでとうございます」
「ああ、ありがとう、アッテンボロー、リーファ」

「此で休暇もお仕舞いですね」
「ははは、良い休暇だったよ」
「所でフレデリカさんとはどうなりましたか?」

ヤンはその言葉に照れ始める。
「いやその、まあ、なんだ。卒業してからと言う事に・・・」
「何ですか?その話は?」

旦那は知らないんだよね。
「ダスティー、ヤン先輩にも春が来たと言う事なの」
「へー、朴念仁の先輩にですか、こりゃ明日は雪が降るな」

アッテンボローの言葉にヤンが苦笑いする。
「酷いな、アッテンボロー、私だってやるときはやるさ」
「そりゃまた、どうも。しかし此はおめでたい事が続きますね」

「ん、何か他にあるのかい?」
「リューネブルグ准将とドールトン大尉が婚約したんですよ、それにスールズカリッター大尉は幼女趣味と判明しましたw」

「リューネブルグ准将とドールトン大尉は判るけど、スールズカリッター大尉はなんだい?」
「いえね、保護したヘルクスハイマー伯爵令嬢マルガレータ嬢に非常になつかれて、『お兄ちゃん』て呼ばれてるんですよ、しかも今は連絡武官もしてるから益々なつかれているそうで」

「それだから、光源氏計画してるんだとの、噂が流れてるんですよ」
「どうせ、リーファ辺りが流した噂だろう」
「さあ、どうですかね」

「とはいえ、今日は先輩の退院祝いにキャゼルヌ先輩が御馳走してくれるんで家に荷物置いていきますよ」
「そうですよ、ミセス・キャゼルヌの料理は抜群ですから」
「そうだね、御馳走に成りにいこう」

その後キャゼルヌ先輩の家でご馳走になった後、ヤ
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