70部分:ニーベルングの血脈その二
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うされますか?」
部下の一人であるコロが尋ねてきた。
「このままでは燃料や食糧も絶えてしまいますが」
「まずは拠点を置くか」
彼は言った。
「拠点ですか」
「ああ。メーロトの奴がそうそう顔を出さないのならな」
彼は生体コンピュータから映像を出させた。そこに映し出された三次元地図のホノグラフィーを見ながら言う。
「こっちも腰を据えてやらせてもらうさ。じっくりとな」
「左様ですか」
「ブレーメンに向かうぜ」
地図を眺めながら言う。
「あそこは帝国の勢力圏から離れている」
「はい」
「そして帝国への反発も強い。俺達を快く迎えてくれるぜ」
「そこを拠点にメーロトに対処されるのですね」
「勢力を伸ばしながらな。どうだ」
「宜しいと思います」
部下達はジークムントの問いにこう答えた。
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