69部分:ニーベルングの血脈その一
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のところへ向かった。そしてこう言った。
「メーロトを追わせてくれ」
と。その言葉に迷いはなかった。
「メーロトをか」
「そうだ、あいつは俺を裏切った。こうなったら俺の手でやってやる」
彼は断られても行く気だった。そこには何の迷いもなかった。
ローエングリンはそれをわかっていた。ジークムントの性格は他の誰よりもよくわかっていた。彼はそのうえで決断を下した。どちらにしろ彼が行くのはわかっていたという理由もあった。
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