第十幕その二
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その状況を見てです、五人はびっくりして思わす叫びそうになりました。
「恐竜が一緒に!?」
「街の中で街の人達と一緒にいるよ」
「それも楽しくお喋りして遊んで」
「こんな街あるの」
「オズの国には」
「そう、確かにこの国はオズの国の中では普通だけれど」
それでもと言うトロットでした。
「こうしてね」
「普通じゃないところもあるんですね」
「他のオズの国と比べて」
「そうなんですね」
「こうして恐竜と皆が一緒にいる」
「そうしたこともあるんですね」
「そうなの、こうしてね」
まさにというのです。
「普通じゃないところもあるのよ」
こうお話するのでした。
「他のオズの国と比べてね」
「いや、充分普通じゃないですよ」
驚いたお顔のままです、カルロスはトロットに言いました。
「これは」
「オズの国でもよね」
「こんな街他にないですから」
「こうした街もあってね」
「そすてなんですね」
「オズの国はね」
さらにお話するトロットでした。
「何処もそれぞれ個性があってね」
「普通のお国もですね」
「どの国も普通じゃないんですね」
「そうよ」
まさにというのです。
「見ての通りね」
「いや、凄いですね」
「凄いと言うのね」
「普通じゃないです」
「オズの国はの中では普通だけれどね」
「普通じゃない」
「どの国もね」
オズの国の中にあるどの国もです、その中で普通のお国も実は違うのです。このことが本当にあるのです。
「そうなのよ」
「というかオズの国で普通は」
「こう言うとないわね」
「そうなりますね」
「ええ、だからね」
さらにお話するトロットでした。
「この国は面白いのよ」
「普通のものはないから」
「何処にもね」
「それぞれのお国、場所に個性があるのだよ」
教授は笑って五人にお話しました。
「オズの国は」
「そうなんですね」
「そう、そしてね」
さらにお話した教授でした。
「我々も遊べてね」
「お話出来るんですね」
「恐竜の皆とね」
「そう、出来るからね」
こうカルロス達にお話するのでした。
「後で楽しもう」
「バド王とフラフ王女とお会いした後で」
「それからね」
「あれが王宮だよ」
モジャボロは街の大通りの先にある王宮を指差しました、その王宮は紫の大理石で築かれたぴかぴかと光っていて沢山の建物や塔がある左右対称のとても奇麗な外観でした。
「ノーランドのね」
「あそこにですね」
「今から行こう」
こうお話してです、そしてでした。
一行は大通りを進んで王宮に向かいました、王宮には程なく着いてです。中に入って王の間に入るとです。
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