62部分:ローゲの試練その十六
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っ」
「クンドリーを捕らえるぞ」
それが第一の目的であった。
「そして」
自身の運命を知る為に。今彼はラートボートに向けて進撃を開始したのであった。
既に帝国軍は存在してはいなかった。ラートボートまでの星系はこぞってローエングリンとその軍を出迎えその進軍は極めて楽なものであった。そして彼は程なくしてラートボートまで到着したのであった。
「ここまでは順調だな」
「はい」
部下達がそれに頷いた。
「では降下しよう。陸戦部隊を出せ」
彼はまた指示を下した。
「私も行く。よいな」
「了解」
こうしてローエングリンはラートボートに降り立った。その周りは陸戦部隊で固めていた。だがこの時彼は特に戦闘をするつもりではなかった。その証拠にその陸戦部隊の装備も軽微であった。
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