58部分:ローゲの試練その十二
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であった為動きも鈍かった。反応が遅れてしまったのだ。
それこそがローゲの狙いだったのだろうか。動きの鈍いテルラムントの軍勢は集中砲火を受けて撃沈されていった。それを二方向から同時に受けたのだ。これにはさしもの重装備、重装甲の艦隊も太刀打ち出来なかった。
ローエングリンは軍を一気に叩き付ける。そして敵軍が混乱したのを見計らって次の行動に出た。
「艦載機を出せ!敵の空母は少ない!」
「はっ!」
艦載機が繰り出される。中には接舷して斬り込む艦艇もあった。その中にはローエングリンが乗艦するケーニヒもあった。彼はテルラムントの旗艦であるオストマルクに乗り込んでいた。
「行くぞ!」
「はい!」
彼は自ら先頭に立ちオストマルクに入っていく。そして一路艦橋を目指すのであった。
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