暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第259話 森の家でバーベキュー大会を
[6/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
と言った手前だ。皆には大満足して貰いたい……が、別のも採りに行かないと。少々足りない」
入手したアイテム整理をしていたリュウキは、大体の全体的な数を把握。それなりには揃っているのだが、大人数での盛大なバーベキュー大会ともなれば、正直心許ない。
「あー 確かに、今日はお肉しかとってないからね? ストックもそんなにある訳じゃないし……。よし お姉ちゃん、どうする?」
「んー。お肉の方はスリーピングナイツの皆がすっごく食べるのなら、もっと確保しておきたいから、此処を重点的にいた方が良いと思うんだよね……。お昼からだし」
「ああ。その辺りは大丈夫だ。アスナ達はここで宜しく頼むよ。オレが行ってくるから」
「え? リュウキ君1人で大丈夫なの?」
レイナがきょとん、とさせながら首を傾げていると、『待ってました!』と言わんばかりに、木の上からジャンプして降りてくる者がいた。
「にゃははは。レーちゃん。ここはオレッちに任セテクレ。バッチリ採ってクルからサ。リューの依頼トモなれば、気合も入るしネ」
ぱちんっ、とウインクをさせて降りてきたのは、いつの間にかやってきていた鼠のアルゴ。今回のバーベキュー大会にも勿論呼んでいる。色々と面倒を起こされている要注意人物であるのだが、それ以上に世話になってる面もあるから。
そして、更にもう1人。
「ん……。バックアップは任せて。ちゃんとフォローはするから」
ひょいひょい、と木の上から降りてきて、最後は華麗に着地を決めるのは、
猫妖精族
(
ケットシ―
)
の凄腕
弓兵
(
スナイパー
)
シノン。
「……えー、リューキくん。朝頼んでた人って、アルゴさんとシノンさんだったんだ? でも、どうして? その……私も行くのに」
突然の登場に驚くレイナだったが、直ぐにぷくっ と頬を膨らませる。
何だか一緒に行こう、と誘われなかったのが不服であり、更に言えばこんな些細な事ではあるが、単純にヤキモチを妬いてしまっているのだ。
「ああ。今回は準備する時間が思ったよりも少かったからな。
隠蔽
(
ハイド
)
スキルが高く、下見を終えてる2人が適任、と思ったんだ」
「……ええ。行く場所はヨツンヘイムでしょ? 以前、光弓シェキナーのクエでリュウキに付き合ってもらったし、地理関係はよく覚えてるから。道にも迷う事なく行けるわ」
「ニッシシ〜 オレッチはリューと一緒に邪神狩りをネ〜。だから、任せてクレ。レーちゃん。リューのメンドーは、オレっち達にサ」
腕をするっと組んでニヤニヤと笑うアルゴ。どうみても楽しんでる風にしか見えず、その意図が分かっているのにも関わらず、レイナは頬を膨らませるのを止められなかった。
「むーー! あ、アルゴさんっっ! ちょっとくっつき過ぎだよーーっ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ