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いい日旅立ち
第三章
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要するに二日酔いだったらというのだ。
「如何でしょうか。サウナもありますし」
「そうでしたね」
 さっきは入っていなかったけれどサウナもあった。
「それじゃあ」
「はい、サウナも入られて」
「すっきりします」 
 二日酔いになっていた時はとだ、私はお店の人に答えた。翌朝は二日酔いになっている自信があったからだ。
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