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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第39話
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…!?」

「いえ……これは!」

「入学式の日に戦った”魔煌兵”の仲間……!?」

「ええ……!内戦時にも現れたタイプです!」

「端末を破壊される訳にはいかない!何としても撃破するぞ!」

「承知―――!」

「了解です!」

「「はい!」」

「ティオ先輩、行きましょう!」

「ええ――――エイオンシステム、全開!」

そしてリィン達は巨大な甲冑――――魔煌兵との戦闘を開始した!



「分析を開始します―――――水属性が弱点で、風属性に抵抗があります!アークス駆動――――」

戦闘開始早々ティオは敵の情報を分析するクラフト―――アナライザーで敵の情報を分析してリィン達に助言した後アーツを撃つ準備をし

「響いて―――――ホワイトソング!……………」

ゲルドは一定時間味方全体のダメージを減少させるブレイブオーダーを発動させた後魔術の詠唱を開始した。

「逃がさない……!ヤァァァァッ!」

「ブリューナク起動、照射。」

「――――!!」

「唸れ……オォォォッ!螺旋撃!!」

「ハァァァァ………切り刻め!!」

ユウナとアルティナがそれぞれ遠距離攻撃のクラフトで敵を攻撃している間に敵の足元に詰め寄ってリィンとクルトはそれぞれ威力が高いクラフトで攻撃し

「……………」

敵は足元のリィンとクルトを攻撃する為に持っていた斧を振り下ろして衝撃波を発生させて二人に攻撃を命中させたが、ゲルドが発動したブレイブオーダーによって受けたダメージを減少させる特殊な障壁の影響によって二人が受けたダメージは些細なダメージだった。

「聖なる水よ、奔流となり、我が仇名す者達に裁きを―――リ・カルナシオン!!」

「えい!ブルーアセンション!!」

「聖なる水よ、奔流となり、邪悪なる者達に裁きを―――リ・カルナシオン!!」

するとその時後方で魔術やアーツの準備をしていたセレーネとティオ、ゲルドがそれぞれ敵にとっての弱点属性かつ高威力のアーツや魔術を発動して敵に大ダメージを与えた。



「――――――――!!」

大ダメージを受けた敵は”高揚”状態になった後咆哮を上げる事で闘志と共に体力や傷を再生させるクラフト――――トライコンボで回復すると共に自己を強化して、更にアーツの準備を開始した。

「……!みんな、敵の視線から一端外れるように動いて!視線を向けた方向にアーツ――――ガリオンフォートを撃ってくるわ!」

「「わかった!」」

「わかりました!」

「了解しました。」

「了解!」

「え……了解しました。」

予知能力で敵の次の行動がわかったゲルドの忠告を聞いたリィン達がそれぞれ敵の視線をから逃れるように動いている
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