第17話。変人の夏休み。後編。
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ってな。
その変った岩、奇岩を見るためには、厳しい山道が待っている。登山口から終始急登が続くが、俺なら親父を背負っても余裕で登れる。
親父は体力がないから、車で俺らを登山口近くの駐車場まで送った後、ロープウェイで登り山頂にて合流。流石の親父でも子供に背負われるのは勘弁とのこと。
舞弥姉ちゃんは保護者として同伴。シロちゃんは流石の体力でずんずん登って行く。姉ちゃんは基本俺が背負うが、時々背から降りて頑張って登っている。
「しっかし舞弥姉ちゃん。相変わらず山に慣れてる登り方じゃの。」
「昔、山越えの任務もあったからな。毎年思うがこうして景色を楽しみながら山を登るのはいいな。」
登山道からの展望は良く、山の壮麗さを感じさせる。山の景色を楽しみながらテンポよく登って行くと、2枚の大きな岩が重なりあった奇岩につく。
「ニイさん大きいねー。」
「んっ。素晴しい!!」
岩と岩の間には大人がなんとか通り抜けられるだけの隙間があり、子供の俺らや、細身の舞弥姉ちゃんは普通に通り抜けられることができた。
姉ちゃんもシロちゃんも自然の不思議に興奮気味である。
しばらくゆっくりした後、山道をサクサク進む。
前世では『普段全く運動してないんだからやめとけ』と言われていた山登りをサクサクと進めるなんて・・・・
チートしていて良かった・・・・贅沢な悩みとしては全然疲れないってところかな。
しかし、シロちゃん凄いな。確かに山登りは始めてじゃないし、辛そうな表情をしてるが普通に俺と舞弥姉ちゃんについて来てるし・・
景色を楽しむために足を止めて、同時にシロちゃんを休ませながら登って行き、山上公園につく。
「キリツグ!」
「山登りはどうだった?イリヤ。」
「すっご〜〜く疲れたわ。景色は楽しかったけど。」
「姉ちゃんちょこっとしか歩いてないやん。」
「背中にしがみ付くのだって疲れるのっ。」
「さいでっか。」
親父に体全体を使っていかに山道が大変で、景色が素晴らしかったかを説明する姉ちゃん。
俺とシロちゃんと舞弥姉ちゃんはそれを微笑ましく後ろで見ながら、山頂に続く遊歩道を歩く。
最高峰につき、そこでお昼を取ることに。今回はシロちゃんだけじゃなく、みんなで作ったお弁当である。
姉ちゃんが一番楽しみにしていた。始めての弁当作りだったしな。
荷物がかさばるので親父が持ってくることになっていたのだが・・・・
「弁当が転倒してとるわ。」
「それってダジャレ?」
「他意はなか。」
事実だしな。
かばんの中で転倒・・・・ひっくり返っている弁当が見える。
親父よ。何をしたら弁当箱のふた
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