第七十六.五話 δ
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夏の槍を抜いた。
淫裂から亀頭が抜けた瞬間に、一夏の槍の上に精液が落ちた。
「あー…もったいない…」
未だに起ち続けている一夏の槍を、稲荷が丁寧に舐める。
一滴の精液も残さずに。
「稲荷。あと宜しく」
「え!? あ!ちょっと待ってよ橙!」
橙の姿が空間に溶けた。
「ど、どうすれば…?」
稲荷は取り敢えず一夏の槍を見た。
「えと…舐めたらいいのかな…」
稲荷は一夏のふとももの上に乗った。
そして、自分の腕より太い亀頭部分をチロチロと舐め始めた。
「んちゅ…んふ…んちゅ…」
時折槍がビクンと動く。
「あとは…あとは…カリを擦ったらきもちいのかな…」
両手で包み込むようにカリをおおって、上下させ始めた。
「んしょ…んしょ…んしょ…」
そして、それは唐突だった。
「んしょ…」
どぴゅっ!ぶぴゅ!どぴゅぴゅっ!
「ふやぁ!?」
稲荷の顔に、一夏の精液がびちゃぁっと張り付いた。
更にはその金色の髪のにも白く熱い液体がまとわりつく。
稲荷は顔についた精液を手ですくいとり、ペロペロと舐める。
その幼い体躯と相反する妖艶な仕草を見る者は、その部屋には居なかった。
稲荷は、続きを始めた。
今度はフェラと手コキ同時だった。
そうして稲荷は一夏を数度イカせ、放たれた精液を全て飲み込んだ。
「つぎは…ほんばん…!」
橙と同じように、稲荷が一夏の亀頭に淫裂を触れさせる。
そして、稲荷は一気に槍を体内に飲み込んだ。
ぶちぶちぶちぃっ! と橙の時より悲惨な音が響く。
「いたい…!おなか…やぶける…!」
だが稲荷は痛みをこらえ、腰を上下させ始めた。
「あぐっ!ぐっ!あぎっ!ぎっ!」
心臓を、己の中心を責められるという不安は、稲荷のなかには無かった。
むしろ、歓喜に溢れていた。
「こっ!れぇ!橙のきもっち!わかっ…ちゃうよぉ!」
被支配欲が今までになく満たされる。
「すっ…!ごく…!いたい…けど!
うれ…しい!いちっかさま…!わたっしもっ!つかっ…てぇ!」
稲荷が力尽きた頃、千冬は親友からのメッセージを聞いていた。
『やぁちーちゃん。どうやら昨日私が送った薬でいっ君が大変らしいね。
仕方ないから解毒薬をちーちゃんにプレゼントするよ。
実はあの媚薬ってグラム単価プラチナ以上なんだけど、まぁ、いいや。
使うも使わないもちーちゃんに次第だよ。
追伸。今回の件は本当に悪いと思ってるよ。貴女の義妹より』
同時に量子化されていた『プレゼント』を実体化させた。
「ジェットインジェクターか」
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