第七十六.五話 γ
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「あひっ…あぁ…あっぁ…」
「イクのか?言葉責めで?真性のマゾなのか?
ほら、イケ。イケよほら『イケ』」
びくん! と箒の腰が跳ねた。
「おーおー。本当にイッたな…」
『ますたー。無意識に精神干渉魔法発動してるけど、やめた方がいいよ』
あ、マジで?
でも面白いからもうちょっと…。
「変態。言葉だけでイッた気分はどうだ?」
「やめっ…いわないでくれぇ…」
「そうかそうか。『イッテしまえ』メス豚」
「あひっ!?あっ…あひっ…ひぃ…やめ…
おねがい…もうやめ…」
あ、そろそろマズイ。
「じゃ、やめよっか」
隙間なく密着していた体を起こす。
そして、量子格納庫から薬瓶を二つ取り出す。
片方は液体、片方は錠剤。
「いち…か?」
「ん?これ?俺専用の媚薬と睡眠薬」
「は?」
「どっちも超即効性で副作用無し。同時に飲んでも干渉しない優れもの」
今朝束さんが量子化して送ってきた奴だ。
「なんとびっくり天才ウサギ印のすぐれもの」
「ま、待て一夏お前まさかこのまま…」
睡眠薬の錠剤を取り出し、媚薬の瓶をあける。
それを同時に煽る。
「よせ一夏!」
「お休み、箒」
再び体を箒の上に倒す。
side out
液体が入っていた方の瓶のラベルには、こんな文が書いてあった。
〔やほーいっ君。箒ちゃんとの夜の運動会に勝ちたい君にプレゼント! この瓶の中身を50倍に希釈して飲めばどんなお爺ちゃんもたちまち元気になるすぐれものだよ!
ちょうど材料があったから作って濃縮して送るね!
追伸。いっ君なら反射的再生があるから多分死なないけど、この瓶一本丸々飲んだら理性吹っ飛ぶから気をつけてね?
やってもいいけど翌日と翌々日がきついよ?〕
「あん!あんっ!あんっ!やめっ!おねがいやめて!おきていちか!あんっ!やめっ!あひっ!?」
意識の無い一夏が、箒を犯していた。
「あんっ!やめっ!おおきっ!おおきいのぉ!こわれちゃう!私こわれちゃう!おねがいとめて!いくいくいく!あぁぁぁぁあああああぁぁぁぁ!」
意識がなくとも、体は本能に従い、快楽を貪り、メスを孕ませようとしていた。
「あひぃぃぃ!?やめっ!らめらめらめぇ!」
箒は逃げようとシーツを握り、前へ進もうとするが、足を一夏に押さえられ、逃げられない。
「おかしくなるからぁ!やめっ!あん!あんっ!あっ!?あっ!?」
まるで強姦しているかのような光景。
やがて、箒が意識を失った。
ぱちゅん!ぱちゅん!ぱちゅん!ぱちゅん!
「ぁっ……ぁっ…ぁっ…」
それでも
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