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上を向いて歩こう
第三章
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てくるぞ」
「レコードもあるんだ」
「ああ、それでどうだ?」
「うん、それじゃあね」
 息子は私のその言葉に頷いた。
 そして私が買ってきたそのレコードの曲を聴いた、そうしてとてもいい曲だと私に笑顔で言ってくれた。
 息子の次は娘が出来て何時しか子供達も大きくなっていた、世の中はカラーテレビどころか洗濯機も冷蔵庫も普通になった。
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