★【後編】狼の牙が折れる時(ダリル・ケイシー)
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れたまま、お互いの唇を貪る。
それから5分間、浴室にはただただお互いを貪り合う二人の男女がいた。
「はぁ…………はぁ…………」
浴槽内での太郎との逢瀬が終わった後、腰くだけになったダリルは太郎に抱えられ、浴室に繋がる部屋に運ばれた。
そこは、快適な温度に整えられ、小型冷蔵庫や幾つかの備品と共に、ダブルのウォーターベットが鎮座している部屋。
(裸のまま、濡れたまま入れる寝室なんだ)
床のタイルが浴室と同じなのを見て、その部屋のコンセプトを察知するも、直ぐにそんな事は気にならなくなった。
優しくベットにダリルを横たえると、冷蔵庫から水滴のついたペットボトルが太郎に取り出される。
それを自身で半分飲むと、残りの一部を軽く口に含み、顔を近づける。
ダリルはそれに応え、自分から太郎に唇を合わせた。
当たり前のように、太郎の口に含んだハーブの香りのする水を飲み干す。
何度かそれを繰り返すと、太郎がボトルを捨て、ダリルに話しかける。
「抱くぞ…………」
ここに来るまでに心と体をくまなく蹂躙されたダリルは、それに当たり前のように首肯く。
「…………はい」
直後、秘所に熱くて大きいナニかが沈みこみ、彼女の膣を通り、処女膜を破る。
(痛いっ!)
血が出たのかひんやりとした感覚が膣から流れ、ダリルは顔をしかめた。
だが、数十秒後直ぐに痛みは引く。
(…………あれ?)
彼女は預かり知らぬ事だが、先程彼が飲ませたのは、切傷等の皮膚表面の傷を癒す補助となる、ナノマシン入りミネラルウォーター。
とある兎が傷の絶えない彼に送ったウォーターサーバーから出した、無駄に高性能な代物である。
閑話休題。
彼女から痛みが引いたのを察知した彼が取るのは一つである。
(全身全霊をもってこの女を堕とす!)
先程の浴槽でチェックした弱点を、次々の攻め立てる。
ゆっくりと、手のひらで転がすように乳房がこねられる。
同時に、肉棒がダリルの痛みの消えた秘所を、ゆっくりと探るように動き回る。
「あれ…………なんか、おかしい、ナニ……これ?」
痛みが引いた秘所から感じる初めての感覚に、脳が、神経が、蕩けていく。
その身体の微細な動きを観察しながら、太郎はぺニスでダリルの膣を、子宮を、徐々に『征服』していく。
「ひぐっ、おかしぃ、おかしぃデス!」
太郎の攻めにダリルの身体が無意識に仰け反る。
「イ、イくっ!」
瞬間、彼女の脳内に最大の快楽が叩き込まれ。
彼女は快感に、全身を震わせた。
流石に処女だったダリルが初イキしているのに無視して再開するわけにはいかない。
(俺まだイってないんだけどなあ)
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