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妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第15話 修羅場なんてなかった…なかったんだよ
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うな表情はどこへいったのか、ニコニコと相変わらずな微笑みを浮かべて共に買い物を提案してくる。

まぁ、することはないし…当然お受けするが。

しかし、オレに頼むよりエルフマンにお願いしたほうが良いと思うが…オレに頼むってことは仕事だろう。朝から気配感じないしな。

「了解」

「それじゃあまた明日の朝、公園で待っててもらえる?すぐに行くから」

「あの公園だよな、わかった」



「おーい!ミラちゃーん!!酒ぇー!」

「ハーイ!それじゃあレッド、またあとでね」

そういって彼女はいつもどおり笑顔で注文に答え、今酒を注文したマカオたちのところへと向かった。






「お、おい…ミラちゃんの…」

「ああ、ミラちゃんがめちゃくちゃいい笑顔だったよな…」

「だよな…何かあったのか?」


その日の看板娘の笑顔はとても素敵な笑顔だったのに疑問に思った魔道士が多く、何か察した者がいたりいなかったり――



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