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孔雀王D×D
13 ライザー、再び
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た。
「一誠。ライザーが語ることは、これから貴方がもっともためになる話よ。こころして聞きなさい」
 リアスは、優しく、そして、厳しく言った。
「はい、部長。わかりました」
 一誠は、その言葉に答えるように気を引き締めた。
「いや、リアス。これから話すことは君も知らない話だ」
 ライザーの言葉といつにない真剣な表情にリアスは、息をのんだ。
「お兄様、無駄口はその辺になさって、本題に」
  レイヴェルもまた、いつになく真剣そのものだった。
「では、まず、始めにこの世界のことを話そう。これは、今まであった事件に関することで、おさらいみたいなものになるが」
 ライザーは、一つ咳をして、話し始めた。


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