36部分:エリザベートの記憶その十四
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報告があがった。
「ワルキューレも」
「はい。その旗艦ノートゥングがハーゲンに体当たりを仕掛けました。そして彼等もハーゲンの中に突入を敢行する模様です」
「そうか、彼等もか。やはりな」
「我等も遅れるわけには」
「わかっている。では」
最早迷うことはなかった。タンホイザーが先頭になりハーゲンの中へ踏み込む。すぐに敵がその剣で斬り掛かって来た。
「甘いっ」
しかしそれは何なくかわした。かわすと同時にその右手に持つ剣で斬り捨てる。
「その程度で。私を倒せると思うか」
「司令、油断は禁物です」
だがそんな彼の前にビテロルフが来た。彼を護りながら言う。
「ここは敵の大本営なのですから」
「そうだったな。では少しずつエリアを確保していくか」
「はい」
「それでは我等も」
ヴォルフラム達も艦内に入って来た。そして兵士達も。彼等はまず突入したエリアの確保を行った。そしてそこから少しずつ先へと進むのであった。
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