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世界に痛みを(嘘) ー修正中ー
勧誘
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への信仰を決断する。







 そして国王軍は……

「我々は自身の本分を全うする!」

「剣を取れ!背後を振り返るな!」

「反乱軍を迎え撃つ!」

「全面戦争だ!!」

 国王軍も遂に反乱軍との全面衝突を決意した。



B・W(バロックワークス)最終作戦、『ユートピア作戦』始動―







▽▲▽▲







 舞台は再び"夢の町"『レインベース』の地下の一室へ。

「いくらだ?」

「…?」

「幾ら出せば、俺の下につく?」

 クロコダイルはアキトを勧誘していた。

「貴様の要望通りの報酬を用意しよう。これでも俺はお前を買っているんだ。」

 余裕の笑みを浮かべ、クロコダイルはアキトへと提案する。
 自身の秘密結社であるB・W(バロックワークス)の幹部になる旨があるかどうかを。

「金も地位も用意しよう。」

「勿論、望むならば女も好きなだけあてがおう。」

 クロコダイルは初対面のアキトを熱烈の歓迎する。
 破格の好待遇だ。

「それは魅力的な提案だな。」

 アキトも対面するクロコダイルと同じ様に口元に笑みを浮かべ、肯定的な応えを返す。

「ほう、それでは……」







「だが断る。」

 だがアキトの応えはノー。
 逡巡するまでもないことだ。

「…何?」

 好感触であったアキトの即座の拒否宣言に眉根を寄せるクロコダイル。

「折角の提案だが、自分はあんたの計画に興味はない。」

 何かしらの野心を有しているわけでもない自分がこの提案に応える可能性は未来永劫存在しない。
 悪は必ず打たれる運命にあり、世界に淘汰される運命にあるのだから。
 自ら悪になるなど冗談ではない。

「それに、正直な話、あんたに魅力を感じない。」

 これは本当の話だ。
 わざわざクロコダイルの仲間になるメリットも魅力も感じない。

「くはは、それは残念だ。ならばこの部屋共々沈むがいい。この部屋は既に用済みだからな。」

 B・W(バロックワークス)創設以降、使用してきたこの秘密に地下室は『ユートピア作戦』が始動した今、無用の長物。

 どうやら奴は証拠隠滅に加えて、邪魔者であるビビ一行諸共処分する腹積もりのようだ。

「まあ、俺も鬼ではない。貴様らにチャンスをやろう。」

 取り出されるは怪しく光る一つの鍵。
 恐らくルフィ達を閉じ込めている牢の鍵だろう。

「この鍵を使って此処から脱出するのも貴様らの自由だ。まあ、できればの話だがな。」

 クロコダイルはその鍵を地面へと放り投げながら笑みを浮かべた。

「あ…!?」
「鍵が
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