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世界に痛みを(嘘) ー修正中ー
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の国ぬ住む者ならば知っているはずだぞ?この"スナスナの実"の能力をな……」

 周囲へと霧散していた砂がビビの背後へと集まり、無防備な彼女を捉え、クロコダイルが現れた。
 右手でビビの顏を掴み、左手の義手のフックでビビを拘束する。

「ミイラになるか?」

 ビビの背中を支配する悪寒。

「砂人間…!?」
「ビビから離れろ、お前ェ!」
自然系(ロギア)の能力……!」

 周囲が驚愕に戦慄する中、アキトは即座に行動に移り、ビビの下へと向かう。
 クロコダイルの義手のフックを素手で弾き飛ばし、周囲の砂を能力で吹き飛ばすことでビビを救出する。

 アキトは宙へと跳躍し、テーブルシートを踏み、食器を散乱させながらビビを右腕で抱えることで大きく後退した。
 驚く程の手際の良さだ。

「うおお、ナイス、アキト───!」

 沸き上がるルフィ達の歓声。

「落ち着いたか、ビビ?」
「はい、すみません、アキトさん……。」

 アキトの指摘にビビは冷静さを取り戻す。

「……あのアキトさん、口元に食べかすが残っていますよ。」
「…。」

 アキトが口元をさすればビビの言う通り食べかすが付着していた。
 ビビを颯爽と救出した手前、普通に恥ずかしい。

 アキトは人知れず心の中で悲鳴を上げた。

「くはは、何ともまあ締まらないことだな?」

 あ、恐れ入ります








  

 一方、その頃……

 港町『ナノハナ』ではアラバスタ王国の国王であるコブラが群衆達の前へと現れていた。

「謝罪しているのだ。この国をダンスパウダーで枯らせているのは私だ。」

「嘘だと言ってください、国王様!?」

「嘘ではない、本当の話だ。」

「何をしている、貴様……。」

「そんな……。」

「ならこれまであんたのことを信じてきた国民達の気持ちはどうなる!?」

 途端、鳴り響く銃声。

「コーザさん!?」
「キャ───!?」

 阿鼻叫喚と化す広場。
 混沌と化す群衆達。




「そろそろ時〜間だ〜わねェいっ!」

 だがそれは国王をマネることで変身したMr.2。

「最終作戦の締めにかかりましょうか?」
「味気の無い作戦だがな……。」

 そして巨大船と共に姿を現すMr.1・ミス・ダブルフィンガーペア。
 遂にB・W(バロックワークス)の最終作戦の狼煙が上がった







 そして港町『アルバーナ』の国王の一件を受け……

「現アラバスタ王国は今、この瞬間に死んだ!我々はアルバーナへ総攻撃を始める!」
 
「国王を許すな!」

『うおおおおお!!』
 
 反乱軍が遂にアルバーナ
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