134癒しが必要になった女帝
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ってやがるのヨ。これからぶっ潰してやるから見に来てよ」
「はい、分かりました」
本来、舞が死守してきた聖地の学生に、ホスト遊びを教え込んだり、借金漬けクスリ漬けにして、とらば〜湯させて風呂落ちさせると、上位の暴力団もフロント企業のホスト店も舞の魔物に襲われて食われてしまうのだが、現在舞の魔物もカズヤのアニキも休業中。
その上位存在の天使の人形が許可しているので、栞はホスト店に出入りできる。
「「「「「いらっしゃいませ〜〜」」」」」
ホスト店に、招待客だとしても明らかに高校生が入店。
それも、夜の街には回状が回っている「メリケンサックの栞」さんが入店したので、店長とかションベン漏らす勢いで驚き、「例の学校の生徒」を遊ばせると店長もケツモチも確実に魔物に殺されるので、膝から崩れ落ちた。
(メリケンサックの栞さんは、ホスト遊びしても大丈夫だよ、夜王が保証するよ〜)
「「「「「は、はい……」」」」」
舞がこの地域の893を全滅させてから、夜のお店を支配していた天使の人形。
ホテルモスクワみたいな人とか、チャイナマフィアもカズヤのアニキに食われて死んでいた。
この繁華街のトイレットペーパーもお絞りも、足ふきマットもビール樽もオツマミも(株)天使のサービス、の商品で、非常に割高なのだが、全店舗で購入されている。
ホストはBBAの先生にとどめを刺すための駒なので、栞が北海道統一総長だと知らなかったし、知ってもママそっくりの少女への愛は変わらない。
「本日は北海道統一、二代目総長っ、メリケンサックの栞さんにおいで頂けました光栄を賜り〜、無礼講とさせて頂きま〜スッ、さ〜総長さんのっ、ググっと行くとこ見てみたいっ、は〜、イッキッ、イッキッ」
「ンゴ、ンゴ」
日没して闇落ちしたメリケンサックの栞さん、ジュース一気飲み中。
さすがにアルコールは「妊婦の」栞に悪いだろうと、天使の人形が禁止して、ジュース飲ませていた。
白い謎の液体の方は、力を使い切った術者には百薬の長らしいので、後で上下から飲ませる。
「み、美坂さん?」
栞を病原菌扱いしたBBA先生は、店を挙げての招待客、それもいつの間にか暴力集団の総長に上り詰めていた生徒に驚かされた。
何なら実力行使でボコったり、ガラ抑えて拉致ってオホーツク海に沈めるのも可能。
栞の支払いはホストか天使の人形がするのだが、暴力集団の最高位にいる人物からは集金しない方が役得も多く、「統一総長ご在籍立ち寄り所」になるとレディースの手下が入店するので、店も繁盛するし守られる。
それに比べてBBA先生の方は、クレジットカードも家も失って、退職金も店の借金に消えて支払い能力が無い。
もし集金できなくても、ホスト店では担当したホストが客のツケを支払わないといけない決まりだが
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