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ヘタリア学園
第七千五十五話  ニシンパイ

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第七千五十五話  ニシンパイ
 イギリスは日本にニシンパイについてお話しました。
「俺のところのパイ料理の一つでな」
「それで作って召し上がられていますか」
「そうなんだよ、国民の人達もな」
「そしてイギリスさんもですね」
「ああ、よかったら今から作るぜ」
 こう日本に言ってきました。
「どうだよ」
「鰻のパイみたいなものでしょうか」
 ここでこう思った日本でした。
「浜松名物の」
「まあそんなものだよ」
「それではです」
 それならとです、日本も頷きました。そのうえでイギリスに答えました。
「宜しくお願いします」
「ついでだから太平洋の連中呼んでくれるか?」
「アメリカさん達もですか」
「あいつ等にもご馳走してやるよ」
 とりあえず自分の料理の評判は忘れているイギリスでした。
「それじゃあな」
「はい、ではお呼びします」
 こうして太平洋の国々にニシンパイを振る舞うことにしたイギリスでした、魔女の宅急便で出て来たそのお料理を。


第七千五十五話   完


                   2018・5・26

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