第一章
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「ねえ、お店の上の方に納戸あるわね」
「ああ、あれね」
「あの納戸前から気になってたけれど」
自分達で練習で淹れたコーヒーを飲みつつ話した。
「イギリス風のお店にね」
「納戸はっていうのね」
「合わないんじゃないかしら」
こう恵子に言うのだった。
「やっぱりね」
「私もそう思うけれどお祖母ちゃんがね」
「あの人がなの」
「あの納戸はどけるなって言ってるの」
「そうなの」
「このお店出来て七十年だけれど」
終戦直後に出来てそのまま続いているのだ。
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