暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
5章 今日から明日へ
空と世界の色
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ァビア」

「ん」

「今度魔法でお話ししよう」

「わたしとなぜ?」

「俺の学んだ魔法系列に近いから興味があってね」

 ファビアはルーの方を見ていたので、ルーはお好きな方で言い寄って伝えた。

「うん、別にいいよ」

「そっか、ありがとう」

 俺はファビアの頭を撫でて給湯室に向かった。

「誰かいる?」

 俺が丁度扉を開いたらもとナンバーズのセイン、オットーとディードがお茶の準備をしていた。

「あれ、綾さん、コンナトコロデどうしたんですか?」

「セイン悪いんだけど騎士カリムに会いたい」

「どうしたのです、いきなり」

「報告だね」

「別に大丈夫だと思いますけれど、ちょっと待ってください、二人ともこれお願いできる?」

「ええ」

「了解しました」

 セインは双子に準備を任せ、コンタクトの準備をしてくれたようだ。

「綾さんは陛下達の方にいかなくていいのですか?」

「オットーだって俺が行ったら多分説教食らってるヴィヴィオの邪魔しちゃうじゃん
絶対にノーヴェ緊張しちゃうと思うから」

「そうですね」

「綾さんさえよければ今からでも良いそうです。」

「なら行ってくる」

 テーブルに置いてあったクッキーを一ついただく、いい味だ

「美味しいね、このクッキー翠屋に置きたいぐらいだ」

「光栄です」

 俺はカリムの元に行く
カリムの執務室の前に着きノックをすると相変わらずな上品な声で招待された。

「元気そうだ」

「お陰さまで、綾さんは色々と活動しているみたいで、本職の方にたいして失礼かもしれませんが、紅茶を」

「よく言うよ、おれの紅茶の先生の一人の癖に」

 紅茶の入れ方は、桃子義母さんやフィアッセ義姉ちゃんに教わったけれど、
地域によって味の好みと言うのがある
いくら中国料理が好きだからと言っても日本に出してあるのは、日本人の舌に合うようにしてあるそうだ。
同じく基本は同じでもこちらの味に合うように勉強に来たのがカリムだったりする。
リンディさんは問題外
リンディ茶を作る人に教えてもらおうとはしなかった。
最初はエイミィさんに教えてもらおうとしたんだけど、
無理の一言だった。

「どうしたのですか?」

「ちびっこ達がトンネルを脱出したみたいですよ」

「それは良かったです。それだけで来ないですよね」

「その後に妖精が騒いでいるのを感じたので、聞いてみたら今夜いいこと起きるらしいです」

「他には?」

「以上ってことで、今夜此処で寝泊まりさせてもらえないかなって言うお願い事です」

「宿直室でいいですか」

「横になれたらどこでも、知ってるでしょ」


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