26部分:エリザベートの記憶その四
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の御命、この身にかけても御守り致します」
「そなたには苦労をかけるな」
「いえ」
だが彼はそれにはこだわらなかった。
「御気遣いは無用です。これもまた私の責務ですから」
「責務か」
「はい。陛下と民の為に私はあります。陛下が民の為におられるように」
「わかった。では互いにその責務を果たそうぞ」
「はい」
こうして二人は別れた。王は最後の最後まで留まり民達を見送り、タンホイザーは軍を率いて民と王を守っていた。こうして二日が過ぎた。
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