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転生とらぶる
ペルソナ3
2054話
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に、再び眠くなってきて……俺の意識は再び闇の中に沈んでいくのだった。





「アクセル、そろそろ起きない?」
「……ん?」

 そんな声が聞こえ、意識が再び浮上してくる。
 そうして目が覚めれば、視線の先にいたのは嬉しそうに笑っているゆかりの姿。
 ……ただ、当然のように一糸纏わぬ姿のままだ。
 時計を見ると、午前9時すぎ。
 どうやら、あれから3時間近く眠ってしまったらしい。

「……身体の方は、大丈夫か?」
「寝起きで、いきなりそういう事を聞く? ……全く。大丈夫よ。初めては痛いってよく聞くけど、そういう痛みも殆どなかったし」
「そうか。それは何よりだ」
「あのね……あーっもう。本当に、何て言えばいいのかしら。全く……クリスマスに恋人と結ばれるってのはロマンチックだったけど、まさか抱かれて気絶するまで責められるんて思わなかったわよ、馬鹿。バカ。ばーか」

 わざわざ、馬鹿という言葉の発音を変えながら言うゆかりだったが、その顔に責める色はない。
 寧ろ照れ隠しにそう言っているというのが分かるだけに、ベッドのすぐ近くで俺を見ているゆかりの身体を抱き寄せる。
 高校生の平均以上の大きさを持つ双丘が、俺の身体で押し潰されるその感触は、えもいえぬ幸せをもたらしてくれた。

「きゃっ、ちょっ、ちょっといきなり何するのよ。全く、このケダモノ! 時間を見なさいってば。もうそんな事をしてる時間はないんだから。ていうか、昨日あれだけしたのに、また元気になってるってどういう事よ!」

 そう叫ぶゆかりを抱え上げ、俺はゆかりと共に風呂に入るのだった。
 ……まぁ、その途中で折角洗ったのにまた洗わなくてはならなくなったのは、自然の摂理というものだろう。
 ともあれ、風呂から上がって着替えれば、もう少しで午前10時になりそうな頃合い。
 さすがにこれ以上はゆかりとイチャつく暇もなく、ホテルからのチェックアウトをすませる。
 俺もゆかりも、昨日ホテルに入った時と全く同じ格好だ。
 違うところは、ゆかりの首に俺がクリスマスプレゼントとして送ったネックレスがある事だろう。
 ちなみに俺がゆかりから貰ったクリスマスプレゼントは、紅茶のカップ。
 俺はその辺を詳しく知らないが、どこぞの有名ブランドの物らしい。
 普通の女子高生が買うにしてはかなり高い値段だったが……俺達の場合、タルタロスや桐条グループとの取引で相当な額を稼いでいるんだよな。
 だからこそ、懐的な余裕という意味では普通の高校生とは比べものにならないだけの余裕がある。
 高校生が数百万単位で自由に出来る金があるというのは……まぁ、世の中には数千万単位の金を自由に出来る高校生もいるのだろうが、そういうのはほんの少数だ。
 そういう意味では、俺とゆかりは恵
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