24部分:エリザベートの記憶その二
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」
「はい」
「今日はもう休もう。そしてまた明日だ」
「わかりました。それでは」
「うん」
二人は暫くそのまま部屋で休んで話をしていた。この時のタンホイザーの顔は普段とはうって変わって穏やかなものであった。彼はその一時を心から楽しんでいた。
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